翌日の仕事がもっと前向きにできる
家にかえってからのちょっとした行動習慣でイライラや不安を解消できれば、翌朝にモヤモヤした気持ちを持ち越さず、元気に一日をスタートできるように!
夜のひとり時間で心のデトックスを
帰宅すると、仕事のバタバタから解放されてホッとできる反面、急に不安になったり、仕事のイライラが治まらなかったり、マイナスな気持ちに陥りやすいのはなぜ?
「日中は仕事で忙しく、ネガティブな気持ちを紛らわせますが、帰宅後はひとりで静かに過ごすことが多く、不安やイライラした気持ちに敏感になりがち。睡眠にもよくないので、家で簡単にできる心の整え方を身につけ、マイナスな気持ちを解消しましょう」(西多正則さん)
さっそく今夜から始めて、翌朝をポジティブに迎えよう!
夜のココロはこんなふうになりやすい!
- 不安に敏感になりやすい
- 感情的になりやすい
夜の女子のココロをのぞいてみよう〜
仕事で人と比較してしまい自信がもてない
こうしよう!
「自分は自分」と口に出して唱える
仕事ができる同僚と自分を比べて自信をなくしたり、人の成功を妬んで自分に嫌悪感を抱いたり・・・。自分を責めて弱気になっているときは、「自分は自分」と口に出してみよう。「私には私のよさがある」と自分自身を肯定してあげると、気持ちが落ち着く。自信をなくす経験は、これから向上するきっかけだと考えて。
漠然とした将来に不安がいっぱい
こうしよう!
単純作業の家事をしよう
仕事やプライベートなど、将来への漠然とした不安でネガティブな思考に陥ってしまったら、手先を動かす単純作業をしてみて。部屋の片づけや野菜のみじん切りなどに没頭することで、不安な気持ちを忘れることができ、いつの間にかモヤモヤした気持ちが薄れていくはず。短時間で完結できることをすれば、達成感も得られる。
例えば
場所を決めて一部を片付け
野菜のみじん切り
アイロンをかける
仕事で嫌なことがあってイライラが治まらない!
こうしよう!
目を閉じて瞑想をしよう
不安やイライラでいっぱいになった心を鎮めるには、瞑想がおすすめ。医学的にも、瞑想は鎮痛作用や焦燥感を抑え、ストレス解消や睡眠改善にも効果があるといわれているので、ぜひ習慣化したい。また、瞑想ができない環境のときは、15分だけまったく違うことを考えたり、ボーっとすると、怒りの感情を抑えられるはず。
瞑想のやり方
照明を落とし、静かな部屋でラクな姿勢で座る。目を閉じて全身の力を抜き、鼻からゆっくりと息を吸い、心の中で数を数えながら吐いて。自分のペースで15分ほど行うと、徐々に心が安定して落ち着いてうるはず。毎日続けると感情のコントロールもできるように
残業続きでココロもカラダもヘトヘト・・・
こうしよう!
手帳を開いて休日の予定を書く
忙しい日々が続き疲れきっているときは、週末や休暇の予定を考えて手帳に書き込もう。がんばった自分へのご褒美や、楽しみを用意することで、高いモチベーションを保てるはず。また、忙しさがずっと続いているなら、きちんと"期限”を決めることも必要。やり遂げたら少し長めの休暇をとり、思い切りリフレッシュを!
仕事やプライベートで気になることがいっぱいで眠れない
こうしよう!
ココロに引っ掛かることを白い紙に書く
気がかりなことが多く、頭がいっぱいになってしまったときは、白い紙に悩みをすべて書き出してみよう。形式などにはこだわらなくてOK。書くことで心の中の懸念事項をいったん手放すことができ、心にも余裕が。また、書き出した悩みを客観的に見つめてみると、意外と「全然たいしたことでない」と思えることも。
仕事のプレッシャーで気持ちが落ち着かない
こうしよう!
お風呂上りにストレッチをしよう!
心が緊張すると交感神経が刺激され、体のエンジンがフル稼働してしまうので、脈拍が速くなってドキドキしたり、手足が震えたり、体が緊張状態に。そんなときは、まず体をリラックスさせてあげると、自然と心も解放されて落ち着く。お風呂上りの体が温まっているときにストレッチをして、体の緊張を解いてあげて。
ストレッチのやり方
- 両手の指先を方に置き、肩甲骨を意識しながら、ひじでゆっくり肩を回す。前後10回ずつ行う
- いったん正座をしてから、かかとを外側に開き、お尻をぺたんと床につけて座る。両ひざを軽く開いてリラックスしよう
- その状態から両手を床に滑らすように上半身を前に倒す。肩と上太ももの伸びがいちばん気持ちのいいところで10秒キープ
- 床やベッドの上に仰向けになり、手足を真上に上げる。できるだけ力を抜いたまま、手足を小刻みにブラブラと揺らす
お話を伺った方
西多昌規さん
自治医科大学の精神科医・医学博士。診療のかたわら、講演や雑誌・テレビなどで疲れやストレス解消法、脳科学・睡眠についてアドバイス。主な著書に『「昨日の疲れ」が抜けなかったら読む本』(大和書房)ほか多数
※ OZ plus
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