知っておきたい！女性ホルモン４大不調って？　（イライラ・憂うつ）

エストロゲンが減少することで女子は幸せを感じにくくなってしまう。
特に理由もないのに悲しい気持ちになったり、小さなことでイライラしたり・・・。また、彼とのケンカが増えるなど、生理の前から最中は、何かと自分の気持ちを押さえられなくなる。実はこれも女性ホルモンが大いに関係しているそう。
「生理前の落ち込みやいらだちには、女性ホルモンのエストロゲンが関係しています。幸福感をもたらす、脳内神経伝達物質のセロトニンはエストロゲンとの変動と関連しており、エストロゲンが減るとセロトニンも必然的に少なくなります。すると安らぎや楽しさを感じることが少なくなり、落ち込む傾向が強くなる。ただし、その落ち込みの原因がホルモンによるものだと自覚することができれば、症状は軽減。不安になっても"これは体のサイクルだからしょうがない”と心がラクになるはずです。自分のバイオリズムを把握するためにも、妙にふさぎ込む日があれば、手帳に記録しておくのがよいでしょう」（池下育子先生）

生理の時期はエストロゲンの減少はもちろん、女性ホルモンと密接な関係のある自律神経が乱れることも、精神的不安の一因になるので要注意。日頃から昼夜逆転など不規則な生活をしていると、交感神経と副交感神経のスイッチがうまく切り替わらなくなり、イライラはもちろん不眠など深刻な悩みの原因になることも。